太平記<よみ>の可能性 (講談社学術文庫)
によって 兵藤 裕己
5 5つ星のうち(4人の読者)
太平記<よみ>の可能性 (講談社学術文庫)本ダウンロード - 内容紹介 「忠臣」と「異形の者」――楠正成の2つの相貌は何を物語るのか1996年度サントリー学芸賞受賞作太平記よみの語りは、中世・近世を通じて人びとの意識に浸透し、天皇をめぐる2つの物語を形成する。その語りのなかで、楠正成は忠臣と異形の者という異なる相貌を見せ、いつしか既存のモラル、イデオロギーを掘り崩してゆく。物語として共有される歴史が、新たな現実をつむぎだすダイナミズムを究明し、戦記物語研究の画期となった秀作、待望の文庫化。これほど、読むたびに知的興奮を覚えさせられる本は、めったにない。10年前、兵藤さんからこの本を贈られ、一気に読んでそのスリリングな議論展開のとりこになって以来、『太平記の可能性』は、文字通り私の座右の書になった。そのときどきの私の関心に応じて、さまざまな読み方ができ、そのたびに啓発される。この本自体、豊かなの可能性にみちているのだ。―― 内容(「BOOK」データベースより) 太平記よみの語りは、中世・近世を通じて人びとの意識に浸透し、天皇をめぐる二つの物語を形成する。その語りのなかで、楠正成は忠臣と異形の者という異なる相貌を見せ、いつしか既存のモラル、イデオロギーを掘り崩してゆく。物語として共有される歴史が、新たな現実をつむぎだすダイナミズムを究明し、戦記物語研究の画期となった秀作、待望の文庫化。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 兵藤/裕己 1950年生まれ。京都大学文学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。学習院大学教授。専攻は国文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
太平記<よみ>の可能性 (講談社学術文庫)の詳細
本のタイトル
太平記<よみ>の可能性 (講談社学術文庫)
作者
兵藤 裕己
ISBN-10
4061597264
発売日
2005/9/10
カテゴリ
本
ファイルサイズ
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太平記という一つの物語が、その後の歴史に与えた影響を追って行く。太平記の成立には、足利幕府が深く関わっており、自らの権威の正当性を主張する物語になるはずだった。しかし、江戸時代になると、楠木正成は、忠臣蔵の大石内蔵助や由井正雪のロールモデルになっていき、吉田松陰にとっては倒幕を目指す理論的な根拠になっていった。物語が歴史を作るというユニークなコンセプトがとても興味深かった。
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