ローマ教皇とナチス (文春新書)
によって 大澤 武男
3.6 5つ星のうち(12人の読者)
ローマ教皇とナチス (文春新書)本ダウンロード無料pdf - 内容紹介 第二次大戦中、ローマ教皇ピウス12世はナチスによるユダヤ人虐殺を知りながら止めようとしなかった。沈黙の理由を彼の人生に探る 内容(「BOOK」データベースより) 地上におけるキリストの代理者、使徒の頭ペトロの後継者として、全世界のカトリック教徒から崇敬を集めるローマ教皇。だが第二次世界大戦中、モラルの体現者ともいうべき教皇は、人類史上未曾有の犯罪であるナチスのユダヤ人虐殺を知りながら止めようとはしなかった。当時の教皇ピウス十二世―エウジェニオ・パチェリは、なぜ“沈黙”してしまったのか。その理由を、彼の人生だけでなく、ヨーロッパ文化の基層にまで遡って探る。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 大沢/武男 1942年生まれ。上智大学文学部史学科卒業、同大学院西洋文化研究科修士課程修了。ドイツ・ヴュルツブルク大学に留学し、同大学より神学博士号を受ける。専攻は古代教会史、ドイツ・ユダヤ人史。現在、フランクフルト日本人国際学校理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ローマ教皇とナチス (文春新書)の詳細
本のタイトル
ローマ教皇とナチス (文春新書)
作者
大澤 武男
ISBN-10
4166603647
発売日
2004/2/22
カテゴリ
本
ファイル名
ファイルサイズ
28.77 (現在のサーバー速度は18.4 Mbpsです
以下は ローマ教皇とナチス (文春新書) の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
第二次大戦時にローマ教皇であったピウス12世(orピオ12世)が、ナチスのユダヤ人虐殺に非難を行わなかったのはなぜかという問題を追求した一冊。著者は『ユダヤ人とドイツ』、『ヒトラーとユダヤ人』などの著作があり、ドイツにおけるユダヤ人問題の専門家。本書は第二次大戦という一時期に論を絞ったものだが、ヨーロッパ世界がユダヤ人に対して伝統的に示してきた態度についても的確に述べられており、信頼度が高い。ピウス12世がユダヤ人虐殺を止めようとしなかったのは、ドイツ寄りの態度、共産主義の恐怖、反ユダヤ意識に原因するらしい。本書はピウス12世の半生記の体裁を取っており、教皇がなぜこうした態度を取るようになったのか、いくつかの事件を通して語られることになる。それなりに説得的で、まあ、そうだったのかも知れないなと思う。しかし、問題をあまりにも個人化しすぎているようにも思う。ピウス12世という一人の人間の個人的資質に還元しすぎているように見えるのだ。教皇庁、カトリック、イタリアといったより広範な背景を見落としている。また、個人の問題として語りすぎたために、結局、真実が見えてこない。推測に終わってしまっている。しかし、ローマ教皇の戦争責任を追及した点では、貴重な書物といえよう。
0コメント